痔の手術リアル体験記byタカぴょん

痔の手術を4回した経験を踏まえた、生々しくかつ面白く痔について物語るブログです。

【痔の手術リアル体験記】煽り運転はやめてちょ、昔暴行された件

ラリホーたかぴょん21です。

 

連休中、暇なんでテレビをよく見るんですが1日中ワイドショーやってるんですね...びっくりしました。よくもまぁこんなにネタがあるもんです。その中で今日名古屋で起きた煽り運転のニュースをやってました。名古屋高速で横入りしてきた車にクラクションを鳴らしたところ、執拗に急ブレーキを踏まれるなど前からあおられ、更にはペットボトルを投げつけられるといった内容でした。ひどいですね。煽り運転が叫ばれてから結構なりますが、大昔ですけど私もそんな経験があったので、ちょっとお伝えしておきたいと思います。

 

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あおり運転やめろー

もう30年も前の話です。当時愛知県の武豊町に住んでいた彼女を自宅まで送り届けた私は、名古屋市国道41号線を北上していました。時間は夜の10時位だったと思います。実はあおったのは私です。(形式上)もちろんわざとじゃないんですが。なにげに車線変更したところ、後に急に軽トラが出現しました。そいつはライトをつけてなかったんですねー。なのでその車の存在に気づかず割り込んでしまったわけですが、そこから私の悪夢が始まりました。

 

次の信号で止まるやいなや、後からすごい勢いで私の車の前に、「キキーっ」と車を止めて若い兄ちゃんが降りてきました。(私も同じような年齢でしたが...)

「やばいなこれ...」

直感的にそう思った私は、ポケットから財布を取り出して車のシートの下に隠しました。早くもそいつは私の運転席のところまでやってきました。窓を開けてとりあえず、「すいませんでしたね。」

と謝った瞬間に、

「馬鹿野郎!」

という怒声とともにまず、左のストレートパンチが飛んできました。一発でメガネ粉砕です。降りろ、と言うことなので降りました。信号が変わっても、真ん中の車線に私とそいつの車の二台は放置されたままです。

 

歩道まで連れて行かれ、そこからパンチのラッシュが続きました。罵声とともに、

「誠意を見せろ!」

と何度もそのセリフを繰り返します。若かった私はその意味がよくわからず、ひたすらすいませんでした、と言うばかりでした。そいつの攻撃は止まりません。怖かったのは、殺すぞ、とか言わずに、腕折るぞ、とか、目ぇつぶすぞ、なんて怒鳴られたことです。こいつ慣れてるな、これはまずいんで気絶したふりでもしよう、と次のパンチをもらった瞬間にふらついて倒れるふりをしました。ところがそこに飛んできたのが、左膝のニーキックです。これが顔面に決まって完全にダウンです。それでもそいつは攻撃を止めませんでした。

 

「どうしたらいいんだろう?」

意外に内心は冷静でした。実際のところパンチの数も数えていたんですが、20数発くらっていました。相手もいよいよ困ったのか、

「悪いと思うなら金だ、金!」

と言ったので感の悪い私も

(あぁそういうことか。)

とようやく合点がいきました。財布が車の中にあるから、と言って車に戻った上で2万円を差し出しました。相手はそれを受け取るや否や、脱兎の勢いで、キキーっと急発進、あっという間に交差点を右に曲がって見えなくなってしまいました。

 

私が殴られている間、国道を走ってる車は徐行したり、中にはわざわざ止めて見ている人たちもいましたが、それ以上のアクションはなく、結構冷たいもんだなぁ、と思いました。家に帰って鏡で見ると完全にKOボクサーの顔です。翌日になると腫れがさらにひどくなっており、目も真っ赤だったのでとりあえず眼科に行きました。会社には昼から出勤しましたが、当時お店で受付担当だった私は、あまりの顔のひどさに、

「しばらくは奥で仕事してくれ。」

と指示されて腫れが引くまで内部事務をやっていました。

 

その時の教訓です。その事件以来、私は車に乗るときはルームミラーで、常に後ろの車が何であるかを確認をするようにしています。普通のセダンか、ベンツか、軽自動車なのか?もちろん割り込みなんかはしません。確認するのは車種ですが、実際その事件の時の相手の車は軽トラだったので、車種だけでは決めつけられません。重要なのはどんな風体の人が運転しているかです。短期的な接触なら、人はほぼ見かけによります。幸いにもそれから30年、こういったケースには遭遇していませんが、最近の報道を見るにつけ当時の怒りを思い出し、また悔しい気持ちも思い出し許せなくなります。ぜひ皆さんも車を運転される際には気をつけてください。確かに煽り運転をする奴が悪いんですが、できるだけそれを回避する努力も必要なことだと思っています。

 

今日は全然関係のない話をしてしまいましたが、どうしても書いておきたい気持ちになり記事にしました。それではまたタカぴょん21でした。

ラリホー